石（パワーストーン）のケア
石のケアとは「浄化」することをいいます。浄化とは、石のエネルギーをはじめのクリアな状態に戻すことをいいます。石は様々な人・場所を経ながら気を浴びてあなたの元に届き、その後はあなたや周囲の邪気を吸い取ったり願望のために働くことで疲弊しパワーが弱まります。このため、定期的に浄化することで石本来の力や輝きを取り戻し、効果を最大限に引き出しましょう。
浄化を行う際は、「これは石が喜びそうだ」「ありがとう」と石に対する感謝の心を忘れずに。浄化は持ち主の心にも関係してきます。
浄化の頻度やタイミングは特に決まっておりませんが、こまめに行うことをお勧めします。特に天然石のパワーを感じづらくなってきた時や輝きが薄れてきた時は強力な浄化が効果があります。たまには通常以外の浄化方法を取り入れることもお勧めです。
浄化方法は数種類ありますが、石の性質や石の状態、持ち主の心理状況によって使い分けましょう。
以下、浄化方法です。
（水晶による浄化）
クリスタルやアメジストなどのクラスターやさざれの上に半日～1日置きます。最高の霊力を持つといわれる水晶が 強い浄化パワーを発揮することで、天然石に取り込まれた邪気を追い払うとともに、休息とエネルギーを与えます。全ての石に使うことができます。
（水による浄化）
小川や湧水の他、ミネラルウォーターや水道水でも手軽に行っていただけます。流水で1～3時間分ほど流したり数時間水に浸し、拭き取ります。その後、太陽光や月の光を行うと、さらに浄化力が高まります。
ただし、ターコイズ、インカローズ、ラピスラズリ、アズライト、アンバー、ヘタマイト、 スギライト、マラカイト、セレナイト、カルサイト、セレスタイト、フローライト、クリソコラは、水に弱く色があせやすい特徴を持っているため、水以外の方法で浄化することをおすすめします。
（太陽光による浄化）
太陽の光に当てることで石の疲れを取り、エネルギーをチャージします。直射日光を避け、強い光には10分～30分程度、弱い光なら1～3時間程度が目安です。必要以上の時間は劣化を早めますのでご注意下さい。水晶など透明度の高い石は、レンズのように光を集めて発火を促すことがありますので、なるべくお避けください。
ただし、ローズクォーツ、アメジスト、アクアマリン、ラリマー、ターコイズ、トパーズ、 インカローズ、オパール、カーネリアン、カルサイト、シトリン、スギライト、翡翠、フローライト、エメラルド、オパール、スモーキークォーツ、カラートルマリン、セレスタイトは、 日光や熱に弱く色があせやすい特徴を持っているため、太陽光以外の方法で浄化することをおすすめします。
（月光による浄化）
神秘的な月の光で照らすことで石本来の輝きを取り戻す方法です。直接、光に当たらなくても、窓辺において夜気にふれさせることで浄化作用が期待できます。特に満月の夜は強力なエネルギーをチャージできます。全てのストーンに使うことが出来ますが、なかでも宇宙を暗示するローズクオーツ、ムーンストーン、モルダバイト、ラブラドライトなどがお勧めです。
（お香による浄化）
乾燥したハーブ（セージ・ラベンダーなど）またはお香に火をつけ、 その煙に数回くぐらせます（火の扱いには十分ご注意ください！。十分な換気をしましょう。）長時間は不要です。
強力なリセット力で、ストーンの疲れ・汚れを取り去ります。ほとんどのストーンに使えます。
（塩による浄化）
天然の塩を容器にたっぷり敷き詰めて数時間から一晩ほどおきます。終わったら流水で洗い流し布でふき取ります。使用後の塩は捨てましょう。塩は強力なリセット力があり、ストーンの疲れ・汚れを取り去ります。
ただし、塩分に触れると変色したりクラックの原因になる石がありますので注意しましょう。塩に弱い石は、アズライト、オパール、スギライト、セレナイト、ターコイズ、ヘマタイト、カルサイト、マラカイト、クリソコラ、アンバー、フローライト、チャロアイト、ラピスラズリなど。このほかタイガーアイ、ラリマー、インカローズも比較的弱いといわれています。
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